応用無限!トマト・トンベの作り方
フランスカレーの中でも味の決め手になる「トマト・トンベ」。
フレッシュなトマトを湯むきして、鍋でぐつぐつと煮込みます。水分が飛んでトマトの旨味が凝縮された素材になります。
トマトソースと作り方は似ていますが、実はトンベは触感を残すことが大切。繊維質を壊さないように気を付けて煮込んでいきます。カレー以外にも、魚や野菜のソース代わりにももちろん可能。パスタに入れてもおいしいでしょう。ぜひ一度作ってみてください。
完熟トマトを湯むきします。熱湯に30秒ほどつけ、氷水につけます。この時、最初にヘタをとると皮がむけやすいです。
半分にカットして中の種を手で絞って出します。そのあと荒くカットします。(絞りだしたジュースは後程使います)
ブーケガルニがある場合は準備いておきます。パセリの茎・タイム・ローリエを準備し、ひもで結わいておく。(なくてもOK)ニンニクは2つにカットします。
鍋を用意します。絞り出したジュースは、ざるで濾してその鍋に入れて煮詰めます。
大きめの鍋にトマトを入れて弱火で煮詰めていきます。ざるで濾したジュースも途中で加えます。最後に塩コショウで味を調えて完成です。
出来上がったトマトトンベは、カレーの仕上げ段階で加えます。果物の甘みとカレーの辛味に、トマトの酸味と甘みが加わり全体に奥行きが増します。